
一般に、病院や高齢者医療介護施設における空調システムは、24時間稼働のためランニングコストがかかる、臭気対策のため換気量を多く取る必要がある、換気量が大きいがゆえに夏は多湿・冬は乾燥しやすくなる等、多くの問題を抱えています。
調湿空調装置「モイストプロセッサー」は、温度だけでなく湿度をもコントロールすることにより、従来よりもさらに快適でクリーンな空間をご提供いたします。また、省エネルギーによるコスト削減に貢献いたします。
病院・高齢者医療介護施設における空調への不満・悩み・問題解決は「モイストプロセッサー」が最も得意とする分野であり、2005年の販売開始以来、多くの導入実績がございます。
調湿空調装置「モイストプロセッサー」は、従来の空調設備に関する様々なご不満や悩み・問題点を解決するだけでなく、プラスアルファのメリットをご提供いたします。
冬季における疾病感染防止のポイントは湿度管理につきます。50%超の高湿度下では、ノロウィルスやインフルエンザウィルスは12時間程度しか生存出来ません。(米国空調学会調べ)

相対湿度50%前後の最適湿度帯では、ウィルス以外にもバクテリアや菌類・ダニ等の生存率が減少し、呼吸系伝染病やアレルギー性鼻炎・喘息等の発症率も低下します。

モイストプロセッサーは、最適湿度帯を常に維持することによって室内における有害物質の発生を可能な限り抑え、きれいな空気を提供いたします。病気感染の不安を解消し、施設の入所者や職員の皆様だけでなく、来所されるご家族の方も安心して滞在出来る空間づくりをお手伝いいたします。
モイストプロセッサーは、冬季は湿度50%超のしっとりとした空間を実現し、体表やのどの粘膜を乾燥させないため、室温を低めの20℃に設定しても心地よく感じられます。
また、夏季は湿度40%のカラッとした爽やかな空間を実現しますので、室温を高めの28℃に設定しても殆ど蒸し暑さを感じません。施設で働く職員の方も汗をかきにくく、一日中快適な環境で働くことができます。
従来の一般的な空調装置を使用した場合には、室内は外気よりも気圧が低くなっているため、冬場はドアや窓が開いた時や隙間などから外気が室内に入ってきてしまい、足元に冷気溜まりが出来る原因になります(冷たい空気は重く、下の方に溜まる性質があります)。
モイストプロセッサーを使用した場合は、100%外気から給気を行うため、排気とのバランスを調整することで室内を正圧(外の気圧よりも高い状態)にコントロールすることが出来ます。そのことによって冷たい外気が室内に入り込みにくくなり、足元に冷気溜まりが出来るのを防ぎます。
施設内の空気を清潔に保つためには、外気を施設内に給気する際に、人体に有害なものを取り除く必要があります。 モイストプロセッサーは、塩化リチウム水溶液を使って外気から10ミクロン以上の塵(花粉は約50ミクロン)をほぼ100%除去し、さらに除菌・消臭してから施設内に給気します。
外気を大量に取り込むことにより施設内の空気が効率的に排出され、体臭や加齢臭・便臭・薬品などの臭いが室内にこもりにくくなります。
モイストプロセッサーは、取り込んだ外気をある程度温度調整してから施設内に給気します。
取り込んだ外気に、夏季は冷たい塩化リチウム溶液、冬季は温かい塩化リチウム溶液を触れさせて湿度を調整する際に、空気の温度も自然と調整される仕組みです。
これまでエアコンのみに頼っていた温度調整を、モイストプロセッサーがある程度補助しますので、
既存の空調環境からエアコンの台数を約半分に減らすことが出来ます。
また、最初に外気の潜熱処理(除湿)を行うことで約70%のエネルギーコストの削減が可能になり、モイストプロセッサー自体の運転コストを差し引いても、全体として約35%の空調コストの削減が期待出来ます。
加湿器や除湿器、消臭器の設置も不要になり、それらの機器の設置やメンテナンスにかかっていたコストを削減することが出来ます。